よくあるご質問

子宮頸がん検診を受けるにあたって注意事項はありますか?

(1)性経験のない方は、子宮頸がんの発症はほぼご心配ありません。
⇒子宮頸がんは、ヒト・パピローマウィルス(HPV)というウィルス感染が原因で引き起こされます。このHPVは性交渉により感染します。
HPVに感染しても多くの場合は、免疫力によってHPVが体内から排除されます。HPV感染の大半は自然消失しますが、約10%の人では感染が長期化(持続感染化)します。
HPVが持続感染するとその一部で子宮頸部の細胞に異常(異形成)を生じ、さらに平均で10年以上かけ、ごく一部の人が異形成から子宮頸がんに進行すると言われています。
そのため、例え婦人科の症状がなくても、性経験のある方は定期的に検診されることをおすすめします。
子宮図

(2)生理中(初日~4日目まで)は受診できません。生理5日目以降、出血が少なければ受診できます。

(3)前日のお風呂での膣の洗浄は避けてください。

(4)服装はなるべくスカートでお願いします。

(5)細胞をこすりとるため、出血することもあります。

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